匿名化したデータを用いた観察研究について

大学保健管理センターは慶應義塾診療所と連携し、生活習慣病対策や感染対策、環境衛生、学校保健、産業保健、精神保健などさまざまな業務に携わっております。業務を遂行する過程で健診データや診療データ、各種の調査データを解析・検討し、有用な知見が得られれば、治療や指導に反映し、教職員・学生・生徒・児童の健康管理に役立てることも業務の一環として実施されております。しかし、業務の過程で得られた有用な知見に関して、慶應義塾内だけの利用に留めず、個人を特定できないように匿名化し、専門学会や論文などで公表することによって社会に還元し、医学の進歩に貢献することも義塾の重要な使命と考えています。その目的のため、研究倫理審査委員会の承認を得て「保健管理センターの業務の過程で得られた知見の公表による社会貢献」および「大学・大学院および一貫教育校における健診および診療データの二次利用による生活習慣および成長過程と 生活習慣病関連諸指標の経年変化の検討」の2種類の匿名化したデータを用いた観察研究を実施しています。


匿名化とは個人を識別できる情報が失われていることを意味し、データ利用に関する意思を業務の時点で確認します。また、観察研究とは研究を目的とした介入がない研究をさします。