【在宅勤務における健康管理】
リラクゼーション法

イライラした時、緊張している時、気分が落ちている時は、呼吸をコントロールして姿勢を整えることで、自律神経が整い気分が落ち着きます。

「吸う息1:吐く息2」呼吸法

急な怒りや緊張した時など、また、普段の心の安定にも効果があります。

  1. 姿勢を正しくします(お腹に両手をあてておくと、お腹のふくらみや、へこみがわかりやすい)。
  2. 横隔膜を広げるようにしながら、鼻から3秒かけて息を大きく吸い込みます。
  3. 一気に息を吐かず、お腹をへこませながら、ゆっくり口から息を吐きます。
  4. 吸う息の倍、6秒かけて細く長くゆっくりと息を吐きます。これを繰り返します。

「早く短く浅い」呼吸法

物事に集中できない時や、やる気が出ない時は副交感神経が優位になっています。意識して早く短い呼吸をすることで、血管が収縮して交感神経活動が上がり、自然と活動的な気持ちになります。

姿勢と呼吸

体の中心を意識してよい姿勢を心がけましょう。姿勢を良くすることで、背筋が伸び胸郭が広がり、深い呼吸ができるようになります。そうすることで血流がよくなり体が整うことで、心も整います。

笑い

笑いはストレス解消にも免疫力アップにも効果的といわれています。「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」(ウィリアム・ジェームズ)の言葉のように、こんな時こそ笑って過ごしましょう。



(慶應義塾大学保健管理センター産業カウンセラー 山崎カナ子)