第56回全国大学保健管理協会 関東甲信越地方部会研究集会


健康と安全をめざして
~多様な情報を活かし、保健管理のさらなる充実を~

第56回全国大学保健管理協会関東甲信越地方部会研究集会の開催にあたり、当番校の代表世話人としてご挨拶申し上げます。

ここ数年、本協会の研究集会では、社会の変化などに伴う新たな課題への前向きな取り組みが主な話題として扱われ、多くの成果に結びついてきていることと思います。この状況を踏まえ、今回の研究集会においては保健管理分野全体のさらなる充実を図ることを目的に、保健管理の原点を顧みるという視点から「健康と安全をめざして」をメインテーマといたしました。

医療の最先端情報と保健管理の関わりに始まり、軽視できない事故につながる恐れがあるスポーツ障害への対応、学生が主役の大学保健管理においては見過ごされやすい教職員の健康管理・健康増進、東京オリンピックをはじめ海外からの渡航者増加に伴って多様化する感染症への備え、学生にとって身近に存在するリスクの回避教育など、さまざまな分野から実用性に富む情報を提供することに重点をおいた講演、シンポジウムを取りそろえ、大勢の皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。



第56回全国大学保健管理協会関東甲信越地方部会研究集会代表世話人
慶應義塾大学保健管理センター所長
森 正明