新型コロナワクチンQ&A

Date:2021.09.29


このページでは、慶應義塾の皆様から寄せられたよくある質問とその回答を掲載しています。 一般的な新型コロナウイルスワクチンに関するよくある質問は、厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Aをご参照ください。 また、ワクチンについて動画で詳しく解説がありますので、あわせてご参照ください。



新型コロナウイルスワクチンについて(慶應義塾大学病院感染制御部)≪解説動画≫
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンとは≪PDF≫

新型コロナウイルス感染症について(保健管理センター)

1. ワクチンについて

ワクチンをすれば、もう新型コロナウイルス感染症にはかからないのですか▼
本ワクチンは新型コロナウイルスへの感染を完全に防ぐものではありません。しかし、感染した後の種々の症状の出現(新型コロナウイルス感染症の発症)の抑制効果は約94%と報告されています。本ワクチンの接種で十分な免疫が発揮されるのは、2回目の接種から14日以降です。ワクチンを打ってもコロナウイルスに感染し(症状は無くとも)、他の人に感染させる可能性もあるので、ワクチン接種後も適切な感染防止策(マスク着用、手指衛生の徹底、生活の自粛、密集形成を避ける等)の継続をお願いします。

新型コロナワクチンの効果はいつまで続きますか▼
新型コロナワクチンの治験は 2020 年の夏以降に実施されたため、現在のところどれくらい効果が持続するのかについての情報はありません。モデルナ社のワクチンの第3 相試験のデータでは、ワクチン接種後、血液中の中和抗体の存続は平均6ヶ月程度とされていますが、実際の予防効果の持続については不明です。今後、追加接種が必要なのか、必要ならいつ打つべきか、についてはまだ統一見解がありません。 新しい情報は、厚生労働省ウェブサイト等を参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_moderna.html

2. 副反応について

新型コロナワクチンの副反応とはどんなものでしょうか▼
主な副反応は、注射した部分の痛み(※)、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。
(※)接種直後よりも接種翌日に痛みを感じる方が多いです。接種後1週間程度経ってから、痛みや腫れなどが起きることもあります。

また、まれに起こる重大な副反応として、接種直後のショックやアナフィラキシーがあります。

3. 接種対象者について

最近、他のワクチンを接種しました。すぐ新型コロナワクチンをしても大丈夫でしょうか▼
過去の米国疾病予防管理センター(CDC)の推奨に従い、現在、新型コロナワクチンと他のワクチン接種とは、前後14 日間空けていただくことを日本の厚生労働省は推奨しています。最新の CDCの見解は、新型コロナワクチンと他のワクチンの接種間隔は考慮する必要が無いとしていますが、日本国内では厚生労働省の推奨を優先してください。
https://www.cdc.gov/vaccines/covid-19/clinical-considerations/covid-19-vaccines-us.html?CDC_AA_refVns.html

妊娠中、または授乳中です。新型コロナワクチンをしても大丈夫でしょうか▼
妊娠中、授乳中の方も、新型コロナワクチン接種は可能です。妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされています。しかし、妊娠後期に感染すると、早産率が高まり、患者 本人も一部は重症化することが報告されております。日本で承認されているワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。よって、予防接種法に基づき、接種をお勧めします。
日本産婦人科感染症学会および日本産科婦人科学会の見解も参照ください。
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210814_COVID19_02.pdf

基礎疾患/持病/アレルギーがあります。新型コロナワクチンを接種することができますか? その他接種にあたっての健康上の不安がある場合、相談はどこにすればいいですか ▼
下記を参照していただき、「受けることが出来ない人」、「注意が必要な人」に当てはまるかご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_moderna.html
基礎疾患によっては、新型コロナウイルス感染症重症化のリスクになります。そのため、過去にワクチンへのアレルギーの既往がなければ、基礎疾患がある場合にはむしろ積極的に接種していただくのが望ましいとされています。現時点で、ワクチン接種時に服用していてして問題となる治療薬はありませんが、基礎疾患/持病があり心配な場合は主治医にご相談ください。

過去にアレルギー反応(蜂に刺されたことがある方も含め)または、アナフィラキシーを起こしたことがあります。接種を受けても大丈夫でしょうか。▼
厚生労働省コロナワクチンQ&Aを参照してください
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0023.html
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0024.html

(以下、抜粋) 食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎や花粉症、じんま疹、アレルギー体質などがあるといった理由だけで、接種を受けられないわけではありません。また、接種するワクチンの成分に関係のないものに対するアレルギーを持つ方も接種は可能です。ただし、これまでに、薬や食品など何らかの物質で、アナフィラキシーなどを含む、重いアレルギー反応を起こしたことがある方は、接種直後に調子が悪くなったときに速やかに対応ができるよう、接種後、通常より長く(30分間)、接種会場で待機することをおすすめします。

また、米国CDCは、過去に(1回目の接種含む)新型コロナワクチンに対して、アナフィラキシーなど重いアレルギー反応を起こした方や、同ワクチンに含まれるポリエチレングリコール(PEG)に対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方への接種は推奨していません。

4. 接種後の体調や健康面について

接種後の副反応(痛みや発熱)に対して、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか▼
厚生労働省コロナワクチンQ&Aを参照してください
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0007.html

(以下、抜粋)
ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬で対応いただくことも考えられますが、特に下記のような場合は、主治医や薬剤師にご相談ください。 ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬(※)で対応いただくことも考えられますが、特に下記のような場合は、主治医や薬剤師にご相談ください。
・他のお薬を内服している場合や、妊娠中、授乳中、ご高齢、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下など病気治療中の場合(飲める薬が限られていることがあります。)
・薬などによりアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある場合
・激しい痛みや高熱など、症状が重い場合や、症状が長く続いている場合
・ワクチン接種後としては典型的でない症状がみられる場合(ワクチン接種後に起こりやすい症状や起こりにくい症状については、こちらをご覧ください。)
なお、ワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。

(※)市販されている解熱鎮痛薬の種類には、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあり、ワクチン接種後の発熱や痛みなどにご使用いただけます。(アセトアミノフェンは、低年齢の方や妊娠中・授乳中の方でもご使用いただけますが、製品毎に対象年齢などが異なりますので、対象をご確認のうえ、ご使用ください。)

新型コロナワクチンの接種部位に、腫脹、痛み、かゆみがある場合はどうしたらいいですか?▼
米国疾病対策予防センター(CDC)の調査によりますと、副反応として、1回目の接種部位の痛みはモデルナ社製で 71%と高頻度でみられます。
接種部位に腫脹、痛みがある場合には、患部の冷却をしてください。痛みが強い場合には、鎮痛薬の服用などで対応してください。皮膚のかゆみは、患部の冷却や抗ヒスタミン剤で対応してください。
症状が強い場合や数日経過をみてもよくならない場合には、医療機関にご相談ください。

ワクチン接種後に運動をしてもいいですか▼
接種当日の激しい運動は避けてください。
参考)https://www.mhlw.go.jp/content/000782715.pdf

ワクチン接種当日の入浴は可能ですか▼
入浴は差し支えありません。
参考)https://www.mhlw.go.jp/content/000782715.pdf

新型コロナワクチン接種後48時間以内ですが、発熱や疼痛、頭痛、倦怠感、筋肉痛があります。どうしたらいいですか▼
ワクチン接種による副反応の可能性が高いので、患部の冷却や鎮痛薬(カロナール、タイレノールなどアセトアミノフェン)の服用などで対応してください。また、地域の副反応相談センターでは、専門的な知識を有する看護師などが24時間体制で副反応等に関する相談を受けつけています。
◆東京都新型コロナウイルスワクチン副反応相談センター 03(6258)5802
※英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ダガログ語・ネパール語・ビルマ語(ミャンマー語) タイ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語対応
◆埼玉県新型コロナワクチン専門相談窓口 0570(033)226
◆神奈川県新型コロナワクチン接種後の副反応等に関する専門相談センター 045(285)0719
◆千葉県新型コロナワクチン副反応等相談センター 03(6412)9326

新型コロナワクチン接種後48時間を過ぎても、発熱を伴う疼痛、頭痛、倦怠感、筋肉痛等の症状がある場合はどうしたらいいですか▼
潜伏期間にワクチン接種をしてその後、新型コロナウイルス感染症を発症した可能性もあります。最寄りの相談窓口(発熱相談センター)に相談してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
また、保健管理センター報告フォームを用い保健管理センターへの報告も行ってください。
http://www.hcc.keio.ac.jp/ja/infection/coronavirus.html
※慶應義塾大学病院、信濃町キャンパスに出入りされる方:初回の連絡はこのフォームを使用せず、電話での連絡をお願いします。 (TEL 03-5363-3634)

新型コロナワクチン接種後48時間を過ぎても、原因不明の体調不良(発熱なしだが、倦怠感が続く等々)がある場合はどうしたらいいですか▼
接種後の原因不明の体調不良は、ワクチンの副反応の可能性もあります。
地域の副反応相談センターまたは所属キャンパスの保健管理センターに相談していただくか、日常生活に支障を来す状況であれば、最寄りの医療機関を受診してください。